多くの人がダイエットや健康に興味を持っていますが、野菜や果物を食べたら痩せるのか太るのか、気になりますよね?
結論から言うと、
食物繊維が多くてグリセミックロードが低いものが最高
と言われています。
ちなみに、グリせリックロードって何??って思っていると思いますので、先に説明をしておきますと、
血糖値の上がりやすさを示す専門用語です。
『炭水化物や砂糖が多いものは血糖値があがりやすい』と耳にしたことがあると思いますが、この血糖値が上がりやすいかどうかが大きく影響してきます。
果物であれば、食物繊維の量とグリセミックロードは、体重の変化とは関係がなかった
野菜だと食物繊維の量と体重の変化には多少の関係があった。
グリセミックロードが低い野菜ほど体重も減りやすい傾向もみられたが、その差はほんのわずか。
ただし!
食物繊維が多くてグリセミックロードが低い野菜の場合は、もっとも体重の減少との相関がみられた。特に肥満な人ほど変化は大きい。
というデータが。。。
どんな野菜や果物が痩せやすいのか問題
ですが、
気になるのが、「どんな野菜なら痩せるの??」ってところだと思います。
ちなみに、70種類の野菜と果物を、24年におよぶ133,468人の健康データを精査して研究データで、
運動やタバコなどの因子は完全に取り除いて計算した結果になりますので、かなりの信頼性が高いと言えるものです。

1日に1カップぶんの野菜を増やすと4年でだいたい300グラムの減量につながる
4年で300グラムってしょぼくない?と思われるかもしれませんが、運動やカロリー制限をしていない、ピザやコーラを暴飲暴食しているようなアメリカ人の食生活を想像してもらえればわかると思いますが、
そう考えると結構な結果だと思いませんか?
わかりやすくまとめると
生の葉物野菜:240g
加熱した葉物野菜:360g
葉物以外の野菜:360g
果物:りんご、オレンジ、バナナ 1個
ベリーだったら500gのマイナス
恐れ入りました…って感じですね!
まとめますと
・太っている人ほど野菜や果物を食べるとダイエット効果が高い
・果物だったらベリー類は最強(野菜よりも効果が高い)
・野菜であればブロッコリー、キャベツ、カブ、コマツナ、大根などのアブラナ科が最強
・コーンなどのグリセミックロードが高く食物繊維が少ない食品は体重増加しやすい
私たちの周りでは、糖質制限だったり、朝〇〇ダイエットなどなど興味を引くようなものばかりですよね。ただ、流行には流行り廃りがありますが、ダイエットに流行り廃りがあるのは、いささかおかしなものですよね。
そんなダイエット流行にまどわされるのではなく、毎日、生野菜や果物をちゃんと食べる。そして軽い運動をする。
綺麗で健康的に痩せたいのであれば、このちょっとした食事に気を遣うだけで大きな変化がおきそうですねー