毎年正月はどうしても食べ過ぎてしまったり、寝正月になったりで、「今年も正月太りをしてしまった…」と後悔している人も多い季節。
食べ過ぎたなーと思って服を着ると「あれ?ちょっときついかも…と思って恐る恐る体重計に乗ってみると5キロ増えてた…」なんて経験している人も多いです。
2016年の「正月太りについてのアンケート」によると、3キロ近く増えた人が68%以上と、かなりの人いが正月太りを経験しているんですよね。
まぁ3キロどころか、5キロなんて簡単に増えるもの。
気づいてからダイエットをしても遅く、3日で増えた5キロの体重が元に戻るなんて夢物語なわけですよ。
だからと言って、「このままでいい!」
とはならないものの、どうしてもお菓子や甘いものに手が伸びて、食べ始めると止まらなかったりとしちゃうんですよね。
ただ、「体重が増えたから、どうにかして戻さないと!」と運動をしてみたりしても続かなくて年始から今年の抱負が粉々に打ち砕かれるわけです。
そうすると、他の目標も一緒に消え去ることに・・・
この痩せにくい季節で、かつ正月明けだからこそできる、正月太りを解消して、去年よりもスリムな体型になる方法をお話ししていきたいと思います。
正月太りって本当によくないものなのでしょうか?
体重や体脂肪、体型だけでみたら太るのは嫌ですし、一度太ってしまうとなかなか体重も落ちにくいです。
正月って日本人の70%近くが太るイベントみたいなもの。「お正月くらいはゆっくりしたいと」1年の自分を労うことができる唯一のイベントですから。
仕事も学校も、体も休眠モード。
なので、太ったからと急にダイエットだ!運動だ!と煽り立てても、むしろ体は「まだ寝てるんですけど…zzZZ」とミスマッチを起こすわけです。
実際、日本は1月〜2月にかけて寒くなるので、寒さに耐えるために体は「脂肪を蓄えたい!」と働きます。
太った私たちは「どうしても痩せたい!」しかし、体は『寒くなるのに脂肪を減らそうなんてなにごとか!』とバトルが繰り広げられているんです。無意識のところで。
で、多くの場合、体の脂肪を蓄える!が勝利するわけなんですが・・・笑
ただ、体重や体脂肪が増えた、体型が変わって服が入らなくなって困る!という結果から見ると確かによくないことではあります。
ですが、これからの寒さを乗り越えるためと考えたら、太ったというこことは悪いことではないのかもしれません。
「今年もやってしまった…」と罪悪感を感じるのではなく、今回もゆっくり体を休ませることができたから、これからは「気を引き締めてダイエット」の習慣を作るチャンスをもらえたわけです。
と考えたら、太ることへの罪悪感って少し減る感じがしませんか?
そして、太ったところからスタートする方が痩せやすいのでモチベーションも上がりやすいというちょっとポジティブに捉えることが重要です笑
味付けを変えれば痩せる?
お節などの正月料理は、保存用の食事が多いのでどうしても味付けが濃かったりします。
塩分が多く含まれているものがが多く、動かないし、食べるし、水分はあまり摂らないと、体内のイオンバランスが崩れてしまうのでむくみやすいんです。
ですが、そのこと知らずに太ったという体重や体型だけをみてしまうと焦ってしまうことに。
なので、正月が終わったら、まず最初にすることは、
塩分の量を減らすことです。
味付けの濃い食事とお酒を飲んでしまうため、味覚が変わってしまうんです。
味蕾と言われる、味覚を感じる器官が舌に存在するのですが、飲みすぎや塩分を摂りすぎると、この味蕾がうまく作り出せなくなります。
そうすると、味を感じにくくなってしまうので、味の濃いもの、糖分の強いものと、脳が求めやすくなってしまうわけなんです。
味覚が正月のままになってしまうのは、この季節に太りやすい原因の1つなんですよね。
なので、運動をする前に味覚から整えていくことで、正月太りだけじゃなく、これから先の太る原因を抑えることができます。
書くだけで痩せる瞬間ダイエット!
正月はなんとなくで太ったという人が多いです。どのくらい食べて、どのくらい飲んだのか。そして、どのくらい動いたか。です。
このなんとなく太ってしまったというのが恐ろしいもので、気づいた時には『大台突破!』ということになっているんですよね〜。
なので、その日やったことを、ノートや手帳、カレンダーに書くだけ。
まずは食事内容やウォーキングでもいいのでやったら運動をしたとチェックをしてみること。
この見える化をしておくことで、自分の行動や癖が客観的に見えるようになりますので、サボってしまった時や心が折れてしまった時のきっかけがわかるようになります。
続けられているというモチベーションにもなるのでかなり有効な一手になります。
今日から食事を野菜中心にしてみた。と献立を書いても良いですし、エスカレーターじゃなくて階段を使うようになったとか。休みの日は、1時間歩いた。という感じ。
これだけで、前進している感覚が持てますし。続けている自分の自信がつきやすいです。そして、セルフコントロールや意志力も鍛えられるようになるので、
3ヶ月で7キロ痩せるなど、決めた目標を達成できるうになります。
そうすると、正月太りを取り戻すどころか、年末よりも体重が減りやすくなっています。
まとめ
太るのは一瞬ですが、痩せるのは一生。
正月太りにかかわらず、太った後に焦ってすぐに痩せようとすると失敗や挫折の原因に。
まずは90日続けてみる。
運動や食事改善をできる人の方が断然痩せられてますし、実際に痩せてきました。
これがきっかけになれば、ダイエットをしていなくても良い体をキープすることができます。
言葉で言うのは簡単ですが、続けられた先にしか答えはありません。
正月太りをそのままにするか、それとも良い体にしていくか。選ぶのはあなた自身です。