ダイエットをしている人やしたことがある人。ダイエットに成功した人もこんな悩みや不安と抱えている人も多いのではないでしょうか?
ダイエットの天敵「リバウンド」
ある説によると、ダイエットに成功した人の6割が元に戻ってしまっているんだとか。
宝くじで破産する人が8割の確率よりは低いですが、それでもダイエットをしたい人には悩ましい確率の高さ。
ただ4割の人は体型維持ができているわけですが、どのくらいダイエットを続ければスリムな体型を保つことができるのか知りたいところだと思います。
いつまでやったらいいのかさえわかれば、頑張って続けられますからね。
というわけで、ダイエットをした後のリバウンドに悩まされないための情報
空腹に悩まされなくなるのは1年
2016年にコペンハーゲン大学の研究で明らかになったものです。
なんでも、52週間(1年)かけて肥満な男女20名にカロリー制限をしてもらったんだそう。その後、血液検査をしてもらったところ、
- 食欲を減らすホルモンがアップ
- 食欲を増やすホルモンであるグレリンが正常値
という結果に。
1年というと長く感じられるかもしれませんが、1年だけ頑張ればカロリー制限をすれば空腹感を感じにくくなる。
普段の空腹が減って痩せられると考えたら悪い期間ではないかもしれませんね。
体がなれるまでに1年かかる
新しく買った靴が足に馴染むまでには時間が必要ですよね?
それと同じで、どんなダイエット法でも体が慣れるまでには時間がかかるわけです。糖質制限しかり、低脂肪しかり、プチファスティングしかり。
なので、1ヶ月や3ヶ月で結果が出ないから、つらいからと辞めてしまっては勿体無いですし、その前にやめてしまえばかなりの確率でリバウンドすること間違えありません。
しかも、その後も何度も何度もつらくて苦しいダイエットにチャレンジするハメになるのです。
そんなつらい思いしたいですか?
したくないですよね?
1年というと長く感じるかもしれませんが、とりあえず1年たてばダイエットも楽なるということになるわけです。
何の目標も拠り所もなくダイエットをするのはつらいですからね、1つの目標ができるというのは成功しやすいポイントでもあります。
人間の体は太らないようにできている
ということをもう一度頭に入れておいてください。
というのも、 バーモント大学の調査によると、受刑者に1日1万カロリーの食事を食べさせた体重の変化を見ました。
結果は、体重が15〜25%太ったところストップ。そこから同じカロリーを食べても同じ量を食べても増えずなかったんだそう。
しかも、実験が終わるとすぐに是認が元の体重に戻ったんだそうです。
「人間にの体には自動手で最適な体重に調整してくれるためのしくみが備わっている」と言われています。
勝手に体重をコントロールしているのであれば1年続けたら体重は自然に減っていくということになるわけですね。
ちなみに、カナダの研究チームによると、7286人のデータを分析した結果、「結局はカロリーが大事で、いかにカロリーを抑えるかが重要なポイント。どんなダイエットも1年続ければ効果は同じ」という結 論を出しています。
どのダイエット法も効果は変わらないという結論だったそうです。
とりあえず1年やってみるな〜という軽い気持ちでいいと思いますので試してみてください。
1年続けるためのポイント
前にも書きましたが、チートデイを作るのがオススメ。
チートデイは『サボる日』を作るというもの。
週に2回までなら代謝が上がりやすくなるから、むしろ入れた方がダイエットの効率が上がってお得だよーっという研究もあるほど。
ただ、いつでもOKにしてしまうとダイエットが逆に続かなくなってしまうので、毎週日曜日や友人と遊ぶ日限定でチートデイを作るのがポイント。
やっぱり普段の摂取カロリーが減れば体はエネルギーの消費を抑えるために代謝が下がりますから、ダイエット中の代謝自体も下がってしまい停滞期や痩せにくくなりやすいわけです。
ですが、時々、カロリーを摂ってあげることでちゃんとエネルギーを消費してもまたカロリーが入ってくるから大丈夫って状態を作ってあげることが大事です。
私たちが好きなものを食べたり遊んだりできるのは仕事をしてお給料をもらうという保証があるからというのと一緒ですね。
まとめ
痩せたあとの体重をキープする時間が長くなればなるほど、体重の維持は簡単になっていく。ダイエット開始時期よりも格段に食欲は減ってつらくなくなります。
いったんこうなれば、もともと備わっている太らないようにできている人間の体のしみくが働き始めます。
そうすれば、あなたの体はあなたの味方になってくれる。というわけです。
ただ1年というのは長く感じるので、チートデイなどをうまく取り入れながら体重とスタイルキープしていってもらえればと思います。
まずは1年続けられるように工夫と継続を心がけましょう!