ダイエット で気になるのが、いつ何を食べたらいいのかって多くの人が悩むポイントの1つ。
夜に炭水化物を食べない方がいいとか、糖質を抜いた方がいいとか、夜は食べないとかいろんな方法が存在します。
ですが、夜にある程度のカロリーや栄養を摂っておかないと、ホルモンバランスが崩れてしまうことになります。
そうすると、我慢ができなくなって食べてしまった…ということになってしまいます。
ですが、食事のタイミングもそうですが、夜に何を食べたら痩せやすくなるのかを知っておけば、その食品を食べればいいわけですよね?
ということで、炭水化物っていつ食べたら効果的なのかについてお話ししていきたいと思います。
炭水化物って食べた方がいいの?それとも食べない方がいいの?
まずはじめに、「そもそも炭水化物って食べたら太るのかどうか」多くの人が悩むことですよね。
糖質が多いから太るとも言われていますし、食べた方が痩せるという話もあります。
ざっくりいうのであれば、食べても大丈夫ですし、食べなくてもOKです。
ただ、炭水化物って大切な栄養素の一つでもあるので、程よく食べるのがベストだと思っています。
なぜかといえば、言わずもがなだと思うのですが、糖質が人間の体には必要だからですよね。
サツマイモやジャガイモなどは腸内環境を整えるレジスタントスターチが豊富なので、是非ともダイエットをするなら食べておきたい食材でもあります。
白米や小麦系は食欲を増やす作用もあるので、ほどほどがいいかと思います。
炭水化物はいつ食べるのが正解?
結論からズバッと言いますと、ダイエット中の炭水化物は『夜』が正解です。
なんでもヘブライ大学が行った実験によると、バランス食(ほぼ均等に炭水化物を食べる)と夜に炭水化物(朝と昼は肉とサラダ。夜にパスタやパン)のグループに分けたんだそう。
カロリーは1,300〜1,500で栄養バランスとも整えて半年間実施。
半年後の結果がどうなったのかというと、
バランス食は体脂肪14%減少と、期待通りだったわけです。
夜炭水化物グループはどうなったか?太ったんじゃないかって思うじゃないですか。それが・・・
体脂肪18%減少 MBIも12%減少
という結果に。カロリーも栄養素も同じ制限をしていたのに、夜に炭水化物をたべた方が、明らかに違いが出たわけです。
夜の炭水化物はダイエットに効果的
夜に糖質が多い炭水化物を食べたのに痩せたという結果を聞くと嬉しいですよね。
じゃあなぜ、極端に炭水化物を食べたのに痩せられたのか、気になりませんか?
というのも、レプチンという食欲・肥満防止ホルモンの分泌があったからなんです。
レプチンは脂肪細胞から出るホルモンの1つで食欲を抑制する働きがあります。このレプチンが増えると満腹感を感じて、痩せやすくなるんです。
ダイエット中に食事制限をして体脂肪が減ると、分泌量が減ってしまうので、ダイエット中の空腹とダイエット失敗の大きな原因だったりします。
このレプチンですが、普通だと朝から昼にかけてピークを迎え、夜に減るというリズムなんです。
ところが、夜に炭水化物を食べると夜型のパターンにリズムが変わるんだそう。
そうすると、夜にピークを迎えるので空腹は夜感じやすく、満足感と満腹感が1日中続くということがわかっています。
夜の炭水化物はアンチエイジングになる
ダイエットをしながらアンチエイジングができるのってかなり嬉しい効果じゃないですか。
で、夜に炭水化物を食べると、腸の善玉ホルモンがかなり増えるみたいで、体内の炎症レベルも下がるんです。
まとめ
炭水化物はダイエットにおいて敬遠されやすいですが、夜に食べると体脂肪が減るし、アンチエイジングにもなるという結果に。
ダイエットで大事なことは、いかに無理をしないか。
そして何と言っても、自分の体にあった方法を選んでいくかになります。
無理に糖質制限だったり、カロリー制限をするのではなく、炭水化物は夜食べてOKのようにルールをうまく組み込むことで大きな効果が期待できます。
そのために大事なのは、しっかりと知識を取り入れることです。
何もわからないまま、それしか知らなければ自分に合った方法なんて見つかるわけがないですからね。
ですので、一つずつ自分に合っているのか?を確認しながら、生活に取り入れてみてくださいね。